六花亭大好き!大平原大好き!

子どもとの生活を書くブログのつもりが、いつの間にか母、亀子の話になったり、山川ご夫妻や下野誠一郎さんのことを書いたりで一貫性のないことが特徴となってしまいました。

わたしの頭の中を占めているのは

「家族のしょうもないこと」

「スピリチュアル」

「食べること」

なの。

「食べること」

ああ、食べるの大好き。

わたしは食欲と睡眠欲が肥大しているの。

 

息子の壮二郎(白二郎)が南インド屋のブログで料理については散々書いているのですが、まだ足りないの。

そう。お菓子のこと。

わたし(と子どもたち)はお菓子が大好きで、上京すると銀座ウエストのサブレや赤坂トップスのチョコレートケーキを目の色を変えて買い込むの。

わたしの夢はね、伊勢神宮に行くこと。参拝じゃないのよ。赤福本店で出来たての赤福を食べること。

 

そしてこんなに寒がりなのに北海道に住み続ける大きな理由は六花亭があるからなのよ。

北海道以外のみなさん、知ってる?六花亭。

あれよあれ、マルセイバターサンド。赤い包みのね。

北海道土産で一回くらいは食べたことあるでしょ。

六花亭は帯広本社のお菓子やさんなの。

我が家では毎日のおやつは90%六花亭。

普段買うのはね。

あとの10%はナッツ類ね。

「ブログを書くためだから仕方ないよなあ」という大義名分を作って更に毎日六花亭のお菓子を食べることにしたの。

あ、勿論六花亭から宣伝料貰っていないからね。

 

この企画は、白二郎の比較的真面目なブログでも同時進行で、おなじ商品を扱っているから、ぜひそちらも読んでください

第一回目は

『大平原』

ここで断っておくけれど、六花亭の製品名は垢抜けていないから。

六花亭には「田舎の婆さんでも憶えられるネーミング」というルールがあるのよ。

これはわたしの勝手な推測。違っていたらごめんなさい。社長さん。

大丈夫。この程度の閲覧数のブログは六花亭の目に留まらない。

 

大平原?オオヒラハラ?違うのこれはマドレーヌなのよ。

パリジェンヌが犬を連れてカフェで「セボーン」と言いながら食べるあれ。(発想が田舎臭くてスミマセン)

プルーストの「失われた時を求めて」で紅茶に浸すあれ。

フランス本場モンはホタテ貝の型で、語源だってマグダラのマリアだからね。超お洒落。

でも六花亭のマドレーヌ、大平原は原野の絵に縦書きで「大平原」。

包装だけ見たら、どんな饅頭が入っているのかな?と都会人のあなたはがっかりするわよ。

と、ところがね、これ美味しいのよ。

ふんわりした甘さにバターの香りがしっかりついてて。

子どもの頃は舶来品のお洒落なお菓子が大好きだったから

「なーんだ六花亭か」

と思っていました。ごめんなさい。

だって、わたしはかぶれているのよ。

ん?うるしかぶれじゃないわよ。

西洋かぶれよ。

昭和の女の子には西洋最強。

パリジェンヌ最強だったのよ。わかるわよね。

「大平原」って名前の美味しいマドレーヌよりも

船便で運ばれて劣化した味のフランス製のお菓子のほうが嬉しかったの。

女の子はお菓子は舌で食べるんじゃないの。夢でたべるのよ。

でもね、「大平原」は美味しい。

ほら、目を閉じて食べてみて。

ここはフランス。あなたは金髪パリジェンヌ。

ってくらい美味しいのよ。

 

でもね、わたしんちでずっと大平原を食べていなかったの。

 

離婚したばかり、札幌に戻ってきたばかりの時に「大平原」を買ったのよ。

みんなで仲良く食べた後で白二郎がぽつりと

「ぼく、大平原100個食べたいなあ。」

と言ったの。

そうよね、大平原美味しいものね。一個や二個じゃ食べた気しないよね。

そうか・・・。

100個あれば思いっきり食べられるよね。

「いいよ。お誕生日に大平原100個買ってあげるよ。」

 

約束通りに白二郎の誕生日(つまり甘三郎も誕生日ね。双子だからね。)

当時勤めていた丸井デパートにある六花亭に注文して100個買って帰った。

けっこう重かった。

一番大きいお皿ふたつに山盛りにしてお誕生日ケーキの代わりにしたのよ。

楽しかったなあ。

100個ってね、凄く多いのよ。

食べても食べても減らないの。

大好きな大平原だけれど流石に飽きた。

もう一生分食べたような気がして、六花亭に行って大平原の前は素通り。

「あんなに好きだって言ったくせにわたしのことはもう飽きたのね。」

という大平原ちゃんの責める声は聴こえないふり。

ごめんよ。男は気まぐれなのさ・・・。

あ、わたし女だった。

 

ところが、一昨年かな。

札幌駅前に六花亭カフェがオープンしてね。

大喜びで行ってケーキ食べてコーヒー飲んでいたら

「焼きたてです。どうぞ。」

って窯だし大平原をサービスで提供してくれたのよ。

ええっ!焼きたての大平原????

焼きたてだから、底の部分がカリッとしていて普通の大平原を5倍美味しくした味なのよ。

無料だから美味しいんじゃないの。ホントに美味しいの。

でもね、一人一個だから

「お替り下さい」って言えないの。

「お金ならあるわよ!」

って札びらを店員さんに叩きつけて買い占めたい。

隣の席の若い男性が店員さんに勧められて

「結構です」なんて断っちゃってね。

「この若者の分もわたしに下さい!」

って言いたいけれど言えない。

お店にある窯だし大平原を全部わたしが食べたい。

でも出来ないのよ。

通ったわよ。

当時、「南インド屋」をやっていたので、昼営業終わって片付けてから駆けつけたわ。

仕事の遅さでは定評のあるわたしが、物凄い勢いで片付ける姿を白二郎は

「やれば出来るじゃん。」

という冷めた目で見ていたわ。

顎が出るほど急いで走って六花亭カフェに入って、ケーキとコーヒーを注文してしばらくすると

来た来た来た。

六花亭の花模様の制服着た店員さんが

「いかがですか?焼きたてです」

と窯だし大平原のサービスに来た!

これが食べたいばかりに化粧直しもしないで駆けつけたのに、ちょっと驚いた顔をして小首を傾けて

「え、いいんですか?」

と必ず小芝居をしちゃうわたしってホントに素直じゃないの。嫌な女なのよ。

店員さん、心の中で

「これ目当てに来ているの知ってるのよ。」

と、思いつつニッコリしてくれるの。

六花亭カフェの店員さんは優しいのよ。

 

ある時

「窯だし大平原サービスは今月限りです」

と張り出しているのを見た時の絶望感。

 

そうよね。新店オープンの景気付け企画だったのよね。

社長の読みにまんまとひっかかってそれ以降も六花亭カフェに通い詰めるわたし。

もしかして何とか記念で窯だし大平原を提供しているんじゃないかという淡い期待を持ちながら。

 

これから六花亭カフェの新店がどこかにオープンしたらわたしは通い詰めるわよ。

午前中行って、午後からはカツラ被って変装して行くわよ。

地方だったらホテルとって行くわよ。

 

お願い、店員さんわたしの顔を忘れて。

実は六花亭カフェでもう顔を憶えられていて辛いの。

 

 

 

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