六花亭大好き!「ブルーベリーみつ豆」さよなら夏の妖精

六花亭大好き!

ブルーベリー祭りで幸せ!

朝から晩までワッショイワッショイ!

躁状態。ずっと。

あ、55年間ずっとなんだけどね。

いつものように寝坊してだらだら化粧していたら野乃子さん(仮名)からメールが来た。

な、な、なんですとーーー!

ブルーベリーみつ豆が今日で販売終了ですと?

青ざめる白二郎と、頭にスカーフ巻いたままのわたしは、文字通り取るものも取り合えず家を飛び出したの。

白二郎は六花亭新札幌店と森林公園店に徒歩、というか駆け足で行く。

わたしは街中の店舗に行く。

途中店舗に電話もかけたんだけど、出てくれない。お盆の忙しい時期だもんね。

美味しくもないお菓子屋さんだってお盆のお菓子売りで賑わっているんだもん。

230円のブルーベリーみつ豆が食べたくて地団太踏んでいるわたしにかまってくれないよね。

わかっている。わかっているけれど。

 

一昨日近所の店舗に行った時に店員さんが

「ブルーベリーみつ豆お好きなんですね」って。

見たらわかるよね。毎日買っているんだもん。好きなのよ。

あの時に

「明後日で販売終了なんです」

って教えて欲しかった・・・。

悔やむのは昨日冷蔵ケースにあったのに白二郎が

「操、そんなに毎日買うことないでしょ。家にまだあるでしょ」

と言ったので

「ま、今日くらいいいか」

と買わなかったこと。

 

前回のブログで「ブルーベリーみつ豆」のことを

「明らかに販売期間が短い少女の短い期間だけ妖精のように美しいロシア人」

って書いたのだけれど、ロシア美少女、これほど期間が短いとは知らなかった。

 

わたし普段の生活では「人のせい」にしたり「悔やんだり」しないほうなんだけれどね

ブルーベリーみつ豆に関しては恨むわ。

だって来年まで食べられないのよ。

 

お菓子の妖精のハ・ナーオはどうして教えてくれなかったの?

花夫のお母さんのスヱさんどうしてわたしの夢枕に立ってくれなかったの?

いまお盆でしょ!

一年の間にわたしが死んだら絶対にオバケになって六花亭のブルーベリー畑うろうろしてやるから。

 

ミドリノマキバオーもびっくりの鼻息荒く市内各店まわったんだけど・・・・。なかった。

もう、最後の手段で帯広の本店に電話して取り置きしてもらってJRに飛び乗ろうかとまで思ったんだけどね。

もう3時過ぎたもん。

本店に辿り着いたらお店閉まってるよね。

照明落とした本店の裏口に周って「ブルーベリーみつ豆」を受け取る自分の姿を想像したら悲しくなって諦めたの。

 

諦めて買ってきた「うんとこせーどっこいしょ」を食べながらわたしの負けん気がむくむくと湧いてきたの。

何がなんでも来年の夏まで生きてやる。北海道に居座ってやるわ。

来年は息子を質に入れても買い占めてやるわよ。

みんな、白二郎には秘密よ。

 

 

※没になった四コマ

 

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