六花亭大好き!さよなら夏の王子様

六花亭大好き!

みんな、忘れているでしょ。

わたしが六花亭大好きシリーズを書いていたこと。

このシリーズずーっとご無沙汰しているから

「あれ、もしかしてみさおちゃん六花亭飽きた?」

と思っていない?

読みが甘いわよ。

ブログを書くヒマも惜しんで六花亭に通っていた

というのが事実よ。

市内各店を徒歩で地下鉄でJRでと様々な交通手段を駆使して通っているのよ。

この夏は幸せだったなあ。

もうね、箍とか自制心が完全に外れたのよ。

「好きなだけ食べる」

「欲しいだけ買う」

「店員さんに憶えられても致し方なし」

という、フフ、つまり覚悟が出来たというか、腹を括ったっていうの?

だってね、北海道の夏は六花亭が杏仁豆腐とブルーベリーみつ豆を売り出すのよ。

杏仁豆腐が店頭に並ぶのが今年は早かった。

あの白にピンクのテープがついたパッケージを見た瞬間にね

「心のがま口がパッと開く」ってわかる?

いくらでも買い占めてやるわよ!っていう熱い熱い血がたぎるわけ。

これが昨年の熱い思いよ。

六花亭大好き!買い占めたいの!「杏仁豆腐」

 

杏仁豆腐とのめくるめく愛の日々を送っていると、ある日ブルーベリーみつ豆が現れるの。

六花亭大好き!「ブルーベリーみつ豆」さよなら夏の妖精

 

「心の貞操帯が外れる」ってわかる?

こんなに愛している杏仁豆腐がいながらブルーベリーみつ豆にも激しく心を奪われるわたし。悪い女なのかしら。

まさに

「けんかをやめて」(作・竹内まりや 歌・河合奈保子)の世界よ。

白い王子の杏仁豆腐と青紫の王子のブルーベリーみつ豆の間を揺れるオンナ心。

だけど、どちらとも少し距離を置いてうまくやって行ける自信があったのよ。と書くのは竹内まりやが才女だから。

情熱の赴くままにのわたしは

「どっちも好き、どっちも全部食べたい」

それだけではなく

「他のお客さんに食べられるくらいならわたしが全部買い占めてやる」

という、バブル期の悪徳不動産屋、地面師ね。の気持ちになってしまったの。

フフ、だから六花亭のブログも書かなかったの。

ライバルが増えると困るという、汚い心よ!ってわたしのブログを読む人っているんかいな。だけどね。

たった一人のライバルの芽も摘むのよ。わたしは策士よ。

白い王子には2種類の杏仁豆腐が入っているのよ。あっさりと濃厚。

青紫の王子には生のブルーベリーと青紫の寒天が入っているのだけれどね、毎日毎日買うのでブルーベリーの生育状況によって微妙に出来が違うのを楽しむのが通よ。

そして、うっかり手が滑った?と思うくらいブルーベリーが多目に入っていた日もあった。

あの時は嬉しかったなあ。

この夏の一番の喜びだったわ。

想像して!

ワクワクして蓋を開けたら溢れんばかりのブルーベリーよ。

生きてて良かった!

わたしが人生に絶望した時にはお願い親切な誰か。

ブルーベリーみつ豆のマシマシっていうか、替え玉っていうか、特盛っていうか

とにかくそれをください!

それを励みに頑張って生きるから!

そんな夏が終わって今は呆然としているの。

わたしの二股に気づいて去って行った夏の王子たち。

きっとまた来年会える。

何が何でも死なないで生きてやるわ。

 

今はね、二人が去った心の穴を

「スイートポテトパイ」で埋めているの。

これがまた美味しいの。

でもすぐに店頭から消えるのよ!

 

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