みさ日記「上京していました」「進次郎」「みさおの恋心」

●上京していました

突然「セッションをはじめよう」と思ったのが7月。

翌日には下野誠一郎さんが発表してくれて、驚くことにわたしは月に一回上京して、お金をいただいてお客様に会うことになったのよ。

それがねえ、楽しいのよ。

元々開けっぴろげな性格なもので、初対面の方でも全然緊張しないの。

子どもの頃からただの一回も「人見知り」なんてしたことないもんね。

セッションの60分間の間はわたしはお客様の一番の親友で、その方の幸せだけを想うの。

ホントはね、いつでも世界中の人の幸せだけを願える人になれば良いのだろうけれど、それにはあと100回くらい生まれ変わらなくちゃ無理。

でもセッションの間だけはわたしはすっごく清らかよ。

ああ、楽しい。

 

セッション前にクリーニングを始めると、お客様の夢枕に立ったり、クリーニングのグルグルで眩暈がする方もいるのだけれど、今回お会いした可愛らしいFさんは

「夢の中でマグロに乗った人が現れました。顔は見えなかったけれどヘアスタイルで操さんだとわかりました」

って。

‥‥‥‥マグロかあ。

お魚捌くのにもゴム手袋しちゃうんだけどなあ。

マグロに跨るのはかなーり抵抗あるなあ。

魚の背っていうか腹っていうかに自分の太ももが触る感覚を思うと、うひゃああ。

ホラ、スピリチュアル系といわれる人にありがちな(わたしもざっくりその中に入るんでしょうが)

「龍の背に乗って空を飛ぶ」

ってのも

「龍の鱗に触るの気持ち悪くて無理!」と思っちゃうのよね。

そうそう

「天使がそばにいてくれて」

にもわたしは鳥の羽アレルギーなもので、そばに来たらくしゃみ止まらないかな。って思っちゃう。

あ、天使の羽と鳥の羽は違うか。

まあ、そんなわたしですがセッション受けたい方連絡待つわーーー!

 

 

●進次郎

お友達のSちゃんとカフェに入った。

隣の席をふと見ると

あ、あ、あ、ありゃー、小泉進次郎が座ってる!

顔認識能力の低いわたしでもわかるわよ。

純一郎の息子で孝太郎の弟でクリステルの夫よね。

テレビ観ない新聞読まないわたしでも知ってるわ。

ひゃあ、東京っていうのは凄いところね、カフェに座ると隣に国会議員がいるんだ。

「ちょとおお!隣に小泉進次郎がいるわよ!」

と勢い混んで教えると

Sちゃんはサラリと

「似ているけど違いますよ」

って。

 

ええええええ?

あのタバになった髪の毛がひまわりの花びらみたいになってる感じ。

上瞼が直線の爬虫類っぽい目。

身体にフィットしたスーツ。

生意気そうな態度。

全部小泉進次郎じゃーん!

 

よくよく襟元を見て、議員バッジじゃなくてどこかの社章をつけていること。

大臣様なのに屈強のSPらしい人が周りにいないことから違うと判定したわけ。

フン!偽物かよ。

 

 

その後から気づいたんだけど、トーキョーってとこは小泉進次郎がいっぱいいるんだな。

30代男性の半分は小泉進次郎?って感じ。

電車に乗ってもカフェにいても、あっちもこっちも小泉進次郎!

そう、以前同級生のヤマシタに会ってから、地下鉄でも街中でも50代のオッサンの半分がヤマシタに見えた病気と同じのよ。

だから?だからどうしたって?

なんでもないわよ。

 

※自宅に戻って大きい画面で進次郎(呼び捨て)の画像検索をしたところ、本物と偽物は髪の分け目が反対ということがわかったわ。

みんな!気を付けて!

左分け目の進次郎は偽物だからね!

●みさおの恋心

自慢じゃないけどわたしはさっぱり清らかな生活をしているのよ。

好きな芸能人は坂東妻三郎だもんね。

没後66年くらい経ってるもんね。

 

わたしより若い男性は全員息子に見える。

わたしより年取った男性は全員ジジイに見える。

だいたいそんな感じよ。

 

なのに、たまたま誰かのブログで目にしてしまった

「オールブラックス」の「Haka」の映像。

ぎやあああん、がっごいいいいいい!

何故かダミ声になって腰をくねらせてしまう。

 

そうなの普段のオバサンとしてのわたしは男性に全く興味がないのだけれども

わたしの中に住んでいるオカマは逞しい男性にぐらっときちゃうわけ。

「みさおちゃんの男性の好みってオカマと被るよね」

と、言われて気づいたのはまだ20代だった。

確かに。

わたしが「ステキ」と思う男性はオカマも「ステキ」と思うらしく。

つまりわたしは世の中の半分の女性と、どれくらいいるかわかんないオカマも恋のライバルなのよ。

厳しいよねえ。

 

さらによくよく自分を観察してみると

「エプロンをしてせっせとパン生地を丸めてオーブンでパンを焼くとき」

「花屋さんで好きな花をあれこれ迷ってから包んでもらい家に戻ってフラワーベースに活けるとき」

「120%の化粧をして派手な服と歩きにくいハイヒールを履くとき」

わたしはとても楽しいのだけれど、これはわたしの中にある

「インナーオカマ」

が喜ぶのよ。

勿論

「天蓋付きのお姫様ベッドに寝てみたい」

のも大喜びするわよね。

いやあああん、わたしって女らしいわあああ。

女になってこれやってみたかったのよおおお。

と、心が震えるほど嬉しいわけ。

「インナーチャイルドの癒し」ってよく耳にするのだけれど

「インナーオカマの癒し」も大切だと思うのよねえ。

癒してどうなるか?

あ、わかんないわ

別に癒されなくても良いんだけどね。

「ああ、いまみさおのなかのオカマが喜んでいるわあ」

と思うと嬉しいのだから。

 

※くだらないブログを書きあげて、近所のスーパーのフードコートをふらつくと、おりしもちょうどイングランドとニュージーランド戦が始まるところだったの。

座り込んでうっとり見ちゃったよ。

気が付くと、清掃のオバサンも仕事の合間と見られる制服に財布だけ持ったオバサンも食い入るように見入っていた。

これねー、ボカシ入れた方がええんでない?っていうくらいセクシーだと思う。

インナーオカマについてはまた書く!

誰も読まなくても書く!

 

 

 

 

 

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