みさ日記・しょうもない話「11月が終わる」「宝塚じゃないわよ」「紫鯨亭直さん」

●11月が終わる

11月が終わると昨夜遅く気づいた。

ひゃー、今月こそ痩せようとか、部屋を片付けようとか、毎日ブログを書こうとか。

色々考えた11月1日だったような気がするのに。

ごろごろして、荒れ果てた庭に不味いナッツを撒いてピッピたん(雀と四十雀)を愛でているうちにもう終わるわよ。

天皇陛下のナントカの儀だの三泊の上京だのみさお57歳の誕生日があったはずなんだけどもううすぼんやりとした遠い記憶。

月曜日と木曜日の燃やせるゴミの日だけを辛うじて忘れずに過ごしただけの11月が終わるわ

 

あっ!あー!大変!

六花亭の「ティラミス」は11月限定商品だった!

と今朝は目覚まし時計で飛び起きてイオン新さっぽろ店の六花亭に買占めに出掛ける。

札幌はもう根雪なんだってば。

千恵美ちゃんの手編みのもこもこマフラーにもこもこ手袋。もこもこ付きブーツを履いて飛び出す。

化粧は眉毛を描いてアイシャドウをベタっと塗るのみ。

もこもこ頭にゴミ捨て用に買ったのがいつの間にか冬のオフィシャルコートになったユニクロのダウン。

そ、かなり異様な見かけよ。

もうね、いいの。

他人様にどう思われようと平気なの。

でもねえ、ちょどやってきた茶色のトイプードル。

わたしを警戒しているのでも、喜んでいるのでも、怒っているのでもなくて固まったの。

フリーズしてるの。

犬でも無表情になるのね。

すれ違う爺さん婆さんにガン見されるのは慣れっこになったんだけどね。

犬まで固まる我が異形か。

犬じゃないよ。もこもこしてるけどヒトだからね。

フン!

こんなこと一瞬で忘れてやるわ!

ってこうして日記に書いているんだけどね。

 

●宝塚出身じゃないからねーーー!

この間、古いブログを再掲載してみた。

デパート時代の大恥の記憶を書いているので、ま、古いのを読んでみてよね。と。へへ。省エネっていうの?

そうしたら友達のSちゃんから

「操さんって宝塚出身という噂があるのですが」

と。

ち、ち、違うわよー。

こんなごろんとしたヅカガールはいないわよ。

顔の大きさが違う。

骨組みが違う。

盆踊りも憶えられない運動神経の鈍さなんだってば。

ヒー。恥ずかしいよー。

 

数年前、札幌ファクトリーという元サッポロビール工場のテラスで友人とビールを飲んでいた時に

なんだか物凄く美しいものが視界の端を横切ったの。

目視しなくても

「美しいものの輝き」ってのを認識したの。

 

背中に物差しを入れているの?というくらいに真っすぐな上半身に、これでどうだ!っていうくらい小さな顔がのっかっている。

細くて長い手足に灰色の短い上着にフレアスカートの制服。襟元には臙脂の小さなリボン。

いやあ、キレイな生き物っているのねえ。

ツバメみたいに並んでいる宝塚音楽学校の修学旅行生だった。

眼福っていうのね。

キレイで若い女性の集団って、もう存在するだけで「善」とか「福」とか「恩寵」なのね。

本当に美しい生き物って地味な制服を着ていると更に輝くのねえ。

そしてこの美しい少女の数だけ、美しい娘を産んだお母さんがいるのよねえ。

ああ、こういう美しい生き物に生まれたかったなあ。ってつくづく思った。

ま、いいわ。

配られたカードで勝負してやる。って腹を括った50女ほど強いものは無いんだもんね。

次回の人生ではわたしもツバメもビックリのキレイな女の子に生まれて背中に竹の物差しいれて歩くわよー。

まずはキレイなお母さんをお空の上から探すんだから!

●紫鯨亭直さんに会った

「あの」金子浩一さんの身体のメンテナンスをなさるという紫鯨亭直さんに会ったのよ。

偶然の導きで二人でお茶することが出来たの。

直さんは、わたしよりも少しだけ年下の男性。

ご存知の通りわたしは全く人見知りをしないので、初対面でもペラペラと自分の超くだらない話をしちゃったよ。

直さんは数年前までは普通のお勤めをしていた方だそうで、「イカレ」とか「トンデモ」風味がゼロなのよ。

そして、眼鏡の蔓からワイシャツの袖口までとにかくキレイなの。

キチっとしているのね。

もわもわ頭の、のびのび楽ちんワンピースのわたしと同じ日本人!同じ50代!なんだけどね。

実はその時わたしは体調が悪かったのだけれども、直さんからとても綺麗で純粋な小さいエネルギーを頂いたの。

その瞬間に身体中が金色の美しい蔓のようなもので覆われたの。

ビックリした。

直さんは整体師で、わたしはゴロンと横になって受ける整体を受けたわけではないので、全身の施術に関してはまだ語れないの。

来年の春に札幌に来てくださるので、その時は全身お願いするんだ!

身体のことは、尊敬する杉本錬堂さん(愛しています)や安寿と厨子王の仲の安藤庵(呼び捨て)の施術を体験しているの。

お二方とも素晴らしいと思っている。

もっちろんカチカチゲホゲホの仙骨先生も凄いよーー!驚きよ!

保江先生に教えていただいた岐阜の先生も大好き!

今ってね、こんなにいっぱい素晴らしい施術をする方がいて、その情報がインターネットの力で札幌の部屋でゴロゴロしていても貰えるって良い時代よね。

色んな事情で体調を崩す人がいっぱいいるけれど、それをなんとかしようと研鑽している人がいっぱいいるって有難いわよね。

直さんについて

紫鯨亭とは

 

 

 

 

 

 

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