山川ご夫妻とわたし その4 「天使クラブへようこそ」

7月15日(土)時計台ホールの講演会

7月16日(日)7月17日(月)の洞爺湖でのリトリートの宣伝を兼ねて、山川ご夫妻への思いを書いています。

山川ご夫妻は、翻訳だけではなく、著作も多数あります。

わたしがまだお二人の顔も知らなかった頃に紘矢さんが書いた本を見つけたの。

忘れもしない、当時札幌三越の隣にあった丸善札幌店。

デパート勤務が早番の日には、仕事帰りに寄るのが楽しみ。

新しい本が出ているかチェックするの。

50センチくらいの幅しかないニューエイジのコーナーに真っ直ぐ向かうのだけれど、そこはいつも閑散としていたの。

人気がなかったのよ。あの頃は。

 

え、あの山川紘矢さんが本を出したんだああああ。

 

緑の背景に髪の毛が三本しかない天使の絵はちょっとブルーナ風味。

「天使クラブへようこそ」

怪しい、あまりに怪しいタイトル。

 

このまま絵本コーナーに置けば間違えて買う人いるかも。

いや、間違えて買われたら困るの。

だって在庫僅少に決まっている。

見つけた瞬間に買う!

 

 

それまで山川紘矢さんって輝かしい経歴からも、きっと鋭くて神経質で寡黙な人なのだろうと想像していたの。

三島由紀夫と太宰治と寺山修司ミックスのようなね。

近寄れない・・・。

 

でも、この本を読んだら大好きになっちゃったの。

お二人が、精霊に導かれて歩む過程を書いてあるのだけれど

初めて精霊とコンタクトをしてびっくりしたことも

病気のために大蔵省を辞めちゃったことも

天使を探して砂漠を旅したことも

自分の経験を笑いながら話す人っているでしょ。

聞くほうもゲラゲラ笑っちゃう。

そんな語り口なんだもん。

紘矢さんはスピリチュアルな世界のドキドキの初心者。素人なのよ。

だって、お二人には山川紘矢さんと亜希子さんがいないから。

先頭を走るってそういうことよね。

 

ちょっと前までは、神様なんて信じていなかった紘矢さんだから、40歳を過ぎてから見た新しい世界を小学生の男の子の感覚で体験しているの。

明智小五郎の少年探偵団の小林少年のイメージね。(これはわたしの思い込みです)

 

今回また読み返して、フフフ、と笑っちゃう。

同じ話を読んで笑うの。

54歳だから、記憶力が減退していて、何度読んでも新鮮なんでしょ?って言わないでね。

好きな曲ならば何度も聴きたいし

好きな絵は何度でも観に行きたいし

生クリームは毎日食べたい

そんな感じかな。

 

いま、話題になっている安倍首相のお友達に優遇しちゃったとされる問題。

紘矢さんが官僚だった頃からあったのよね。そうよね。

その頃は大蔵大臣が田中角栄さんだけど。

ハンコを押したのが紘矢さんなんだあ・・・。と今回読み返してびっくり。

ありゃ、もしかしてこれってトップシークレット?

もう時効よね。

 

そうそう、中山美穂ちゃんも天使を探しに砂漠に行ったのよね。

行動力あるわよね。

中山美穂ちゃんも「天使クラブ」の会員なんだったわ。

 

 

この頃はサンジェルマン伯爵が紘矢さんについていてくれたのよね。

わたしも実はこっそりサンジェルマン伯爵にお願いしているの。

講演会とリトリートが素晴らしいものになりますように!

 

 

実際にお会いすると紘矢さんはやっぱりピカピカと輝いていたの。

舞台を歩き回って話す姿を見て、わたしゲラゲラ笑っちゃった。

だって、すっごく楽しそうなんだもん。

 

でも、昨年の講演会で質疑応答の時間に質問者を見る目はキラリと光っていて賢者そのもの。

あ、きっと質問した人の後ろにいる存在を見ているんだなあ。ってわかった。

多分今年も質疑応答あると思うので、その時要チェックよ。

明るい光のお日様の子どもみたいな紘矢さんと、叡智に溢れた紘矢さんが同時に存在していて

わたし、賢者の紘矢さんに見つめられるとちょっと緊張しちゃう。

 

紘矢さんはご自分達が翻訳した本について

「どの本を読んでもいいんです。どの本にも同じことが書いてありますから」って言うの。

 

そうなのよね。

でも、受け取る側のタイミングで心に響く部分って変わってくると思うの。

 

「天使クラブへようこそ」は、最近「天国はここにあり」と改題されて、青磁色の落ち着いた装丁になったの。

角川文庫に棚で他の作家の本と平然として並んでいます。

今では「引き寄せ」も「受け入れ」も普通に使う人が増えていて、あの頃より少しはスピリチュアルに対する偏見も少なくなっているのだけれど。

紘矢さんと亜希子さんが日本のスピリチュアル界の道を作ってくれたのね。って嬉しくなると思うのです。

もう在庫僅少ではないと思うので、書店で見かけたらちょっと読んでみてくださいね。

 

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