襟の大きさと欲望の強さの相関関係についての一考察

テレビを観るのは岩盤浴での休憩室と、北大近くの定食屋さんに行った時。

うっかりすると一月に一度も観ないのだけれども、昨日ネットで石原慎太郎氏の記者会見を観てしまった。

珍しいものを観たわたしと白二郎は興奮しちゃった。

白二郎が「南インド屋」のページにコラムを書いたので、わたしも負けずに書いちゃう。

相変わらずのお目汚し。

 

石原慎太郎って神様からいただいたものが凄く多い人だと思う。

もう、御伽噺の中の人みたいにも感じる。

 

昔々、瑞穂の国に兄弟がいました。

兄、ヤマトシンタロウは、神様に権力が欲しいと言いました。

弟、ヤマトユウジロウは、人気が欲しいと神様に言いました。

二人は神様にお願いするまでもなく、いっぱいの女性が二人に与えられることはわかっていました。

だって、とても美しい兄弟なんですもの。

 

ってね。

 

 

 

芥川賞作家で、大臣と東京都知事をやって、弟はあの石原裕次郎で、ヨット乗ったり、テニスして射撃して、息子も国会議員になっちゃったり(わたしの目にはご長男と佐藤B作の見分けがつかないけど)

顔の濃ーい二男とか、三、四、と続き隠し子までもいちゃうんだから、好き放題だよね。

昭和のお父さんの夢を全て体現してない?

慎太郎刈りって知ってる?

石原慎太郎を取り囲んで財布取り上げるんじゃないからね。

あれはオヤジ狩り。

ヘアスタイルのことよ。

ヘアスタイルに個人名が付くって時代を代表するってことだからね。

聖子ちゃんカットを思い出して!

(清水健太郎のシミケンカットについてはこの際言及しませんが)

 

わたしの母(裕次郎ファン)なんて、知り合いでもないくせに

「裕次郎は」「慎太郎が」と、呼び捨てだもんね。

亀子ふぜいに呼び捨てにされてると知ったら慎太郎氏、不快を露わにするよね。

 

常々石原家は日本のケネディ家かなあと観察していたんだけどね。

子どもの代でだんだんしょぼくなるところも含めて。

 

ああ、慎太郎さんはお年寄りなんだなあ。と昨日の動画を観てしみじみした。

 

誰かに似てる・・・と思ったらドクター中松なんだもん。

老齢になって、脳の働きが衰えると口はへの字になるのかな。

錬堂さん、その辺り詳しく教えて!

 

あの傲慢さも流石に影を潜めたもんね。

昔の彼なら記者を恫喝しちゃうのに、もうできないんだね。

 

わたしは今まで慎太郎氏を見るとすごーく腹が立ったんだけどね。

世の中のいばりんぼの男性の代表だから。

全ての女性のこと見下しているし、若くない女性は別の意味で更に見下しているし。

男性だから。の特権意識+石原慎太郎だから。の特権意識が丸出しなんだもん。

握ったものは絶対手放さない強欲を感じるんだもん。

この間亡くなった松方弘樹さんはね、女性好きでもいちいち離婚して慰謝料払って結局スッテンテンってとこが愛しいのよ。

 

でもね、都民の皆さんは結局そんな慎太郎さんに票を投じたんだから、好きだったんでしょ?

マスゾエさんのことも好きだったんだもんね。

 

わたしはきらーい!

 

慎太郎氏の発言で、白二郎も書いていたけど

発音不明瞭なのに

「最高権威!」ははっきり言えるのよ。

人は段々衰えてきても大好きなものにはしっかりフォーカスできるんだね。

わたしもおばあさんになってもはっきり言うわよ。

「赤福!」

「銀座ウエストのサブレスト!」

「生クリーム!」

 

それにしても、昨日の慎太郎氏のワイシャツの襟の大きさに、石原家に流れるデカ襟好きの血をありありと感じたわね。

裕次郎の襟も大きかったなあ。

うなるほど大きかった。

誰か止める人はいなかったのかと思うわよ。

 

 

昨日の会見で慎太郎氏が

「つかさつかさの」と、何度も言っていたんだけど

わたし今日は仲良しのバンちゃんに電話してご機嫌を確認しようと思ってる。

バンちゃんの元夫って「司」って名前なのよ。

テレビっ子のバンちゃんは、昨日かなり気分が落ちていたと思うんだ。

わたしだってもし慎太郎氏が記者会見で

「ぴょろたぴょろた」と何度も発言したらムカムカするもんね!

 

 

 

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