山川ご夫妻とわたしその8 ワイス博士の「前世療法」

7月15日山川ご夫妻の時計台ホールでの講演会、7月16日から二泊での洞爺湖リトリートを前に、今まで出版された本を読み返しています。

 

「前世療法」は、ブライアン・L・ワイス博士という精神科のお医者さんが、意図せずに(つまり神様の意図)美人の患者さんを過去世まで退行させちゃう。と言う驚きの内容なの。

この「前世療法」から山川ご夫妻のファンになった。という方も多いの。

そうよね。読み物としても、次々にワクワクだし、そして「えーーーー!これ実話なの?」っていう驚きがある。

 

シャーリー・マクレーンは世界中で有名な女優さんだから、「あのシャーリーがこんなこと書いていいの?」って驚かれたけれど、「でも、女優って自己顕示欲強いからなあ、あの方面にかぶれたのかもね。」って言う世間の声が聞こえた神様が放った二の矢がワイス博士、というわたしなりの解釈ね。

ホントはもっといっぱい矢は放たれているんだけどね。それは置いておいて。

「科学者で、目に見えないものは信じなかった人がこんな経験しちゃったの?」って。

「頭いい人が言ってるんだからホントなのかも」って。思うわよね。わたしも思った。

 

話ちょっと変わるけれども、紘矢さんと亜希子さんが揃って東京大学出身というのも神様の意図だと思うの。

「えー、ご夫婦で東大?目も眩む!その方達が翻訳したの?」ってなるもの。

神様が日本のトップランナーを選ぶ基準が厳しかったのだろうな。

紘矢さんと亜希子さんが選ばれたのね。

まだ封建的だったり閉鎖的な部分の多い日本に神様が二本の矢を放った。っていうイメージ。

この場面でとっておきの山川ご夫妻を投入する神様はセンスがいい。さすが神様。

そのトップランナーを追って様々な「スピリチュアリスト」がいて、もう30年も経ったので、わたしのような鈍足もよたよた付いていけるの。

良い時代になりました。

 

「前世療法」は続編もその次もその次もあって、誘導催眠CDまであって、全部期待以上。

読めば読むほど、ああわたしもワイス博士の退行催眠受けたい!パニック障害でもうつでもないけど受けたいいい!っとアメリカから遠く離れた札幌でじたばたする。

初めて読んで10年も経ってからワイス博士のひ孫弟子という人からセッションを受けたの。

ちゃんと退行催眠を習う人がいたんだー。今じゃ「ヒプノセラピー」っていうかっこいい名称が一般的。

「前世療法」を読んでうっとりするだけで日々の暮らしに追われるわたしみたいなのばかりじゃないのよね。

 

 

資格を取ったばかりなので、モニター価格で50人にセッションすると言う話に飛びついたの。

 

比較的近所に住んでいる、小学生のお子さんが3人いるという気さくなセラピストさん。

ハーブティーをいただいてから、退行催眠が始まった。

冬だったの。ひざ掛けはあったのだけれど寒かったの。

しかもさっき頂いたハーブティーが利尿作用が強いものだったみたいで、催眠が始まってもトイレのことばかり考えちゃう。

そ、わたしは緊張するとトイレに行きたくなる。

ああ、このタイミングで、やっぱりトイレに行きます、って言えないよね。もう始まっているんだもん。

お子さんが「ただいまー!お母さんいないのー?」と玄関で騒いでいる。

こんな状況で退行なんかできるわけないじゃん。

 

モニター価格だから仕方ないよね。

さっさと済ませてトイレに行きたいよ。

と、投げやりな気持ちになったのだけれどね。

 

あれれれれ、わたしピンクとオレンジの服着ている。

え、わたしの腕がさらに日焼けしているう!

わたし、恋人に会いに行くために道を急ぐ若い娘さんになっていた。

中近東?斜面に沿って家が建っている。

あ、そう言えばわたし仙台にいる時に、広瀬町の斜面に建つマンションを見て、ぐっと胸を掴まれたような不思議な気持ちになったことがあった。

この建て方に似ているんだ。

 

「おかあさん、今日学校で墨汁こぼしてズボン汚したあ」

ああ、子どもうるさい。

 

うるさいなあと思いながらもわたしは待ち合わせをしていた恋人に会う。

残念ながらシルエットしか見えないんだけど、わたしはその人と街を見下ろす場所に行く。

恋人は濃いピンク色の果物をわたしにくれる。こんな果物見たことない。

でもトイレに行きたい。

 

水と油を瓶に入れてよおく攪拌した後に分離したみたいな感じ。油の部分のわたしが恋人といて、水の部分のわたしが子どもの声がうるさいのよ。と思っている。

その両方を見ているわたしもいるのよ。

 

話はどんどん進んで、わたしの恋人は殺されてしまった。

しかも犯人は今生でよーく知っている人だった。

衝撃!

わたしはおいおい泣いた。

 

最後にわたしが死ぬ場面では、死にかけているわたしを心配そうに見ている丸顔の女の子がいて、その子が今生では甘三郎として生まれてきたこともわかったの。

甘三郎はわたしがちょっと疲れた顔をすると「お願い、寝て!」とベッドに押し込むくらいの心配性なの。

わたしが死ぬのを見たからなのか?

 

「その人生での学びは?」とセラピストさんに聞かれて、おいおい泣きながら

親のことなんか気にしないで自分のしたいことをすれば良かった。今度の人生では自分のしたいことをします。と答えた。

 

セラピストさんは、こんな気の毒な過去世の人初めてでびっくりしましたー。とちょっと笑っていた。

 

あれは思い込みの激しいわたしが作った夢物語だったのだろうか。

わたしを知っている人は「その顔で中近東って話出来過ぎでしょ」と、言いたくなるでしょ。

でもね、あの頃のわたしは「和風スッキリ顔」だったのよ。ホントだってば!

なんだか知らないうちにこんな顔に変わったのよ。

 

そして数年後、30才を過ぎてから霊能力が開いたという可愛らしいレミちゃん(仮名)と仲良くなった。

レミちゃんと散々くだらない話をしてケーキを食べて笑ったあとに

わたし前に退行催眠受けたことあるのよね。わたしその時にピンクとオレンジの布を重ねた服を・・・.と話し始めたら、さっきまでぱっちりと目を開いていたレミちゃんは急に目を細めて

「ああ、操さん、ピンクと言っても紫色に近いピンクですね、生地には艶があって、重なった部分が・・・」と詳細に説明を始めたの。

わたしの恋人を殺した犯人と今回の人生で関わったときの事情もはっきりと説明してくれたの。

霊能者っているのよ。

退行催眠もあるのだと思う。

 

シルエットだけ見えた恋人とは今生ではまだ出会っていない。

この年齢まで会えないということは逃げられたのかなあ。

わたしとお付き合いすると殺されるって。

 

一応言っておくけど、犯人さんとの学びはもう終わったので命を狙われることはもう無いと思うので、隠れているなら出てきてね。

 

あのセラピストさんはその後離婚して、連絡取れなくなっちゃった。

もう一度お願いしたかった。

モニター価格じゃなくていいから、静かな暖かいお部屋で受けたいな。

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