みさ日記「もうすぐ今年が終わる」「ゴキゲンで生きていくの」「しょうもない買い物 その後」

●もうすぐ今年が終わる

今年がもう一か月半しかないってみんな知ってた?

昨年末にうっかりカレンダーを買い損ねて、日にちの感覚がゆるゆるになっているのよ。

あ、ちなみに部屋に置いてる小さなデジタル時計が電池切れで止まったので新しい電池を入れ替えたのだけれど

時刻の合わせ方がわかんなくてそのままなの。

だから時間を調べる時はわざわざハズキルーペをかけてパソコンの右下の時刻を確認するわけ。

え?いつも持っているiPadminiは?って?

え、どうしてわからないの?

だいたいいつも行方不明で、出かける時にわたわた探すのがお約束なのよ!

あ、話逸れたわ。いつもだけど。

そうそう、もう今年があとちょっとしかないってことよね。

今年の干支が何か思い出せなくて調べちゃったわよ。

子年だったのねー。知ってた?

もうね、集団催眠にかかっているんじゃない?っていうくらいに今年は短かったと思うのはわたしだけなのかな。

例の疫病騒ぎがあったから(今もあるけど)なんだか時間の感覚まで狂ったわよ。わたしだけ?

神様、こんな一年でも寿命にカウントするのですか?と聞いてみたくなるわよ。

 

わたしは自営業の自由業だから、この疫病騒ぎでもそんなに生活は変わらなかったの。

普段から家に籠りっぱなしで、パソコンで発信しているのだから。

大好きな六花亭と連日通う洋食屋さんはずっと営業していたから幸福感も減らなかったしね。

でもね、でもね、みんな大丈夫なのかな。

わたしはマスクをすると顔が見事にかぶれるし、呼吸が浅くなって眩暈がする。

あーっという間にマスクをして過ごすことが世の中の常識になって。

なんていうの?顔パンツ?履いていないヒトは、隠していない人は原始人みたいな。

わかってる。お家に高齢者や病人や赤ちゃんがいて、職場では「感染したらオラ!わかってるんだろうな!」って無言のプレッシャーかけられてね。

うっかりマスクを外して歩いているところを見られたら投書が行く職場だってあるのかもしれない。

みんな色んな事情とそれぞれの正義があるんだもんね。

でもね、マスクをしている人の集団を見るとやっぱり怖い。

なんだろ。みんな怒っているみたいに見えるんだもん。

臆病な子どもならば夜泣きするレベルだよ。

●ゴキゲンで生きていくの

わたしはしらふでも「酔ってるの?」と聞かれることがしばしばあるくらいの機嫌の良いタイプ。

でもね、以前は自分がゴキゲンな分、他人の不機嫌が凄く辛かった。

不満そうな顔をしている人がそばにいると

「怒らせたのかな」「困ってるのかな」

と、他人の不機嫌を自分のせいにする癖があって、相手の機嫌をとろうとか、笑わせようとか虚しい奮闘をしたあげく

「みさおちゃんって騒々しいよね」

って言われて悲しい気持ちになって、でもそんなことおくびにも出さずに更に空回りをしたの。

あ、もうやめたけどね。

だってそういう人ってだいたい不機嫌の理由が

「昨夜眠りが浅かった」

「出がけにストッキングが破れた」

程度のしょうもないことで。

その不機嫌さでわたしを支配しようとするんだもん。

57歳にもなったんだから、わたしの持ち時間はもう短いんだから。

赤ん坊以外の機嫌はとらないからね!

赤ん坊ならぐずったらオムツがおっぱいか抱っこ!

赤ん坊並みにぐずる人は大人の範疇にいれないからね。

選挙権剥奪!

お酒も煙草も車の運転も禁止だからね!

 

●しょうもない買い物 その後

そ、ゴールデンシルクのナイトキャップを買って一晩で

「もうこれいらないよ」

なんてカッコつけてみたのだけど、やっぱり捨てるのは忍びなく、毎晩被っては寝苦しいくて朝になったら脱いだショーツ。

を繰り返しているんだけどね。これよこれ。みさ日記「しょうもない買い物」

 

あれ、これ昼間被ってゴムを伸ばせばいいじゃん。

と、簡単なことに気が付いた。

「南インド屋」の製品を買って下さっている方はご存知かな。

わたしは仕事中はずーっとスカーフをターバンにしているの。

髪の毛落ちたら困るからね。

そのターバン代わりに「みさおを艶子に変身させるゴールデンシルクのナイトキャップ」を被ればいいじゃん。

た、確かに昼間っから「みさおを艶子に変身させるゴールデンシルクのナイトキャップ」を被ってハズキルーペかけて、六花亭柄のエプロンをして魔法の粉をかき混ぜるって、もう年代も国籍も職種も不明の気持ち悪い姿なんだけどね。

今日は壮二郎が留守だから、思いっきり気持ち悪くても誰にも迷惑かからないもんね。

調子良く仕事をしていたら荷物が届いた。

我が家はクロネコとゆうパックと佐川と赤帽が毎日来るのよ。

「は~い」と満面の笑顔でドアを開けて、新人のクロネコのお兄さんが「あ!」という顔をしたので気が付いたのよ。

「みさおを艶子に変身させるゴールデンシルクのナイトキャップ」を被ったままだった。

一瞬固まったのだけれど、お兄さんが伝票を剥がすために俯いた瞬間に「みさおを艶子に変身させるゴールデンシルクのナイトキャップ」を脱いで廊下に投げ捨てた。

その時間0.5秒の早業よ。

荷物を渡すために顔を上げたお兄さんが益々ギョッとしたの。

だって、「みさおを艶子に変身させるゴールデンシルクのナイトキャップ」を脱いだらR&Bなもわもわ頭だもんね。

 

 

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